シリア制裁案とロシアの地中海演習

国連停戦監視団の活動期限、7月20日を前にして、
シリア情勢に動きがあったようです。

英国、シリア制裁案を安保理各国に配布
【ニューヨーク=黒沢潤】国連安全保障理事会常任理事国・英国は11日、シリア国内の国連停戦監視団の活動期限が20日に切れるのに合わせ、任期を45日間延長するとともに、アサド大統領が反体制派との停戦に応じない場合、経済制裁に道を開く国連憲章7章に基づく決議案を安保理各国に配布した。
産経新聞が入手した決議案は、英国が米仏独3カ国と共同で作成した。反体制派を弾圧するアサド政権が重火器の使用を継続し、同決議案の採択から10日以内に都市部から軍を撤退させない場合、シリアに制裁を科すと警告する内容になっている。

シリア問題に関する国連・アラブ連盟合同特使のアナン前国連事務総長は11日、非公開の安保理会合でシリア国内の最新情勢を報告。また、シリアでの戦闘停止実現に向け、アサド政権と反体制派双方に圧力をかけることの必要性も強調した。
一方、監視団の任期を3カ月延長するとともに、アサド政権への制裁について明確に言及しない決議案を10日に安保理各国に示していたロシアのパンキン国連次席大使は11日、記者団に対し、「アナン特使は安保理各国に対し、アサド政権に対する制裁の必要性を訴えてはいない」と強調。欧米作成の決議案の採択には応じられないとの立場を改めて鮮明にした。
産経新聞 7月12日(木)10時43分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00000520-san-int

つまり、国連停戦監視団の活動期限の20日までに停戦出来そうもないため、
ロシアは、期間をとりあえず3ヶ月延長しよう!という案を提出した。

一方、英・米・独・仏のユダ金国家連合の案は、
シリア政府軍が反政府軍に重火器を使うのをやめ、都市部から撤退しなければ、
国連憲章7章に基づく決議を行い、経済制裁をするという案を提出したという事。

いやー、全くバカバカしくて、もう可笑しくなってしまいます!
ユダ金って、どうしてこうも知能が足りないんでしょうか?(笑)

まずは、以前にも指摘しましたが、反政府軍というのは、
英・米・独・仏が雇っている傭兵部隊です!

ユダ金のシリア侵略計画とロシア・中国の牽制
http://d.hatena.ne.jp/rebel00/20120630/1341020221

要は、自分達の雇った傭兵への攻撃をやめ、
都市部をその傭兵たちに占拠させないなら、経済制裁するぞ!

もっと簡単に言ったら、シリア政府は抵抗をやめて、ユダ金国家連合の植民地になれ!
じゃないと、経済制裁するぞ!って事w

まったく何言ってんだ?このバカども(笑)

しかも、上記の統一教会付属産経新聞の記事では、伏せられていますが、
国連憲章第7章に基づく決議案というのは、武力行使なども可能になるそうです。

ロシア シリア停戦監視団は活動期間を延長するべき
ロシアは、国連のシリア停戦監視団の活動期間を3ヶ月延長するよう述べられた決議案を国連安全保障理事会に提出した。
これについてロシアのパンキン次席国連大使は、「完全に非対決的な案だ」と指摘した。同決議案は、シリア問題に関する国連とアラブ連盟の特使を務めるアナン前国連事務総長の努力ならびにジュネーブで開かれた「アクション・グループ」会合の合意を支持することが目的とされている。
一方でロシア側の提案は、米国と欧州連合(EU)の代表者らの不満を呼ぶと思われる。米国やEUは、国連安保理でシリアへの武力行使などを可能とする国連憲章第7章に基づく決議案を採択するよう呼びかけて いる。米国の国連代表はこれについて、武力干渉ではなく制裁に関するものだと強調している。
ロイター通信が伝えたところによると、パンキン次席国連大使は、国連憲章第7章を基盤とした決議は、現在の「デリケートな状態」では「非建設的なもの」になるだろうとの見方を表している。
アナン特使は11日、最近行なわれたシリアのアサド大統領との会談について国連安全保障理事会に報告する見込み。
モスクワでは同じく11日、ロシアのラヴロフ外相とシリア反体制派「シリア国民評議会」のセイダ議長との会談が実施される予定。
http://japanese.ruvr.ru/2012_07_11/roshia-shiria-teisen/

結局、ユダ金国家連合が言いたい事は、
おい、シリア!おとなしく植民地にならないなら、
経済制裁NATO軍で軍事介入だ!

いやー、こんな事、
だいの大人が真面目に言ってるんですよ!
本当に脳みそ沸いちゃってるとしか思えません(笑)

あきれたロシアは、NATO軍が軍事演習してる地中海に、
艦隊を集結して、NATO軍への威嚇を開始しました。

露軍艦10隻以上、地中海演習へ…シリア寄港も
【モスクワ=寺口亮一】ロシア国防省は10日、海軍の北方、バルト、黒海の3艦隊に所属する駆逐艦揚陸艦など10隻以上が地中海などでの演習のため出港したと発表した。
インターファクス通信によると、一部がシリア西部タルトゥースにある露海軍補給拠点に寄港、水や食料を届けるという。
シリアによるトルコ軍機撃墜事件後、東地中海では北大西洋条約機構NATO)軍が演習中で、3艦隊の地中海派遣はこれをけん制する意味合いを持ちそうだ。
読売新聞 7月12日(木)18時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00001102-yom-int

最終的には、シリアの軍港にとどまるようです。
つまり、シリアにおかしな事をしたら、ロシアにケンカを売る事になるゾ!
という事ですね。

おいおい、ユダ金さん もうやめとけって!

沸いた脳みそと腐った心じゃ、
プーチンさんに歯が立たないって(笑)


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