TPPに参加表明したカナダとメキシコの思惑とは?

少し前になりますが、カナダとメキシコがTPPに参加表明しています。

ロシアと中国もTPPに興味アリ!と表明していますが、
これとは、やはり思惑が違う感じですね。

TPP:カナダ、交渉参加表明 メキシコも検討
カナダのハーパー首相はTPPの拡大交渉に参加する意向を表明した。ロイター通信が14日までに伝えた。TPPをめぐっては、メキシコのフェラリ経済相も11日、ロイターに対し魅力的な成長機会を提供すると指摘、交渉参加を検討していることを明らかにした。
これを受けて、米通商代表部(USTR)のカーク代表は13日「カナダ、メキシコ両国の関心を歓迎する」との内容の声明を発表した。
ハーパー首相は記者団に対し、オバマ米大統領に交渉参加を促されたと説明した。
毎日新聞 2011年11月14日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/biz/news/20111114dde007020071000c.html

ロシアと中国については・・・

1,金貸しユダヤ人勢力に日本の金が渡り、略奪戦争が起こされるのを防ぎたい
2,圧倒的な経済力を生み出す日本を、自分達の陣営に引き入れたい
3,結果、日本がアメリカの植民地になる事を防ぐのが両国の国益に繋がる

というような思惑があると思われます。
(詳細は、TPPの経緯と日本、アメリカ、ロシア、中国の思惑を参照してください。)

さてさて、カナダとメキシコについてなのですが、
オバマ大統領に参加を促されたというのがポイントですよね?

つまり、アメリカの指示でTPPに参加しようとする訳ですから、
中国やロシアのように招かれざる客ではない訳です。

カナダとメキシコ、実はアメリカとは既にFTAを結んでいます。
もちろん、世界の暴君アメリカ様との条約ですので、
やはり米韓FTAのように植民地化するような条約です。

って言うか、ハッキリ言うと、金貸し達の植民地ですよね?


つまり、何を言いたいのかと言うと・・・

金貸しに蹂躙されてバンパイヤなってしまった国が
新たな獲物に群がって来ている!という事。


カナダやメキシコ、おぞましいと思いませんか?

富を奪われ、もう自分の力で生きる糧を作れなくなってしまい、
かと言って、既に他国から奪い取る力もない。

そして、ボスに「おい、新しい獲物だ! ちょっとだけなら、血を吸って良いぞ。」なんて(笑)

でも、ちょっと考えてみてください!
カナダやメキシコの姿って、TPPに参加した場合の未来の日本の姿ですよね?

それに気付いている韓国国民は、必死にFTA批准に抵抗しています。

韓国最大野党代表 韓米FTAの再交渉を再度強調
2011/11/18 11:44
【ソウル聯合ニュース】最大野党民主党の孫鶴圭(ソン・ハクキュ)代表は18日の最高委員会で、「政府は韓米自由貿易協定(FTA)の国会批准を求める前に再交渉に乗り出すべきだ」と述べ、従来の主張を重ねて強調した。
民主党など野党側が再交渉を求めているのは、投資家が投資国の裁判所ではなく、第3の仲裁機関で紛争を解決できる国家訴訟制度(ISD)の破棄。李明博(イ・ミョンバク)大統領が協定発効から3カ月以内に米国と再交渉すると提案したが、孫代表はFTA発効前に両国が合意文書を取り交わすよう求めている。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/11/18/0200000000AJP20111118001400882.HTML

国益を考え、それに沿って国策を立てる!
これが、国として当然の施策ですよね?

TPP賛成派落選運動と反対派当選運動のすすめ
自国の利益、自国民の利益を最優先に考え、毅然とした行動をとれない国を独立国と呼ぶことはできない。TPPが自国にとってデメリットの大きいものだと判断するなら、TPPには参加しないことを毅然と示すべきだ。それが独立国の矜持というべきものだ。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-f3e8.html


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