TPPの経緯と日本、アメリカ、ロシア、中国の思惑
このところ、TPPをめぐって目まぐるしい動きが出ています。
マスコミの方は、自分達のボスのアメリカの旗色が悪いせいか、
報道が少なくなっていますので、TPPを巡るここ最近の経緯をまとめてみます。
今までの経緯を簡単にまとめると、下記のような感じでしょうか。
野田首相「TPP交渉に参加する」と宣言
↓
オバマ、ヒラリー、キッシンジャーなどの金貸しユダヤ人グループ
揃って「歓迎」を表明
↓
野田首相、TPP首脳会合に出席できず
↓
マレーシア首相「ＴＰＰ、日本参加で交渉遅れ許されぬ」と宣言
↓
ホワイトハウス、日本側が「すべての物品とサービスを貿易自由化交渉のテーブルに載せる」と述べたと発表。
↓
中国・ロシアがＴＰＰ参加の可能性を示唆
↓
野田首相「国益を損ねてまでTPPに参加しない」と表明
それぞれを、詳しく見て行きましょう！
▼野田首相「TPP交渉に参加する」と宣言
これは、まあ順当ですよね？
首相のポストを得る交換条件に、TPPへの参加をアメリカに約束しているでしょうし。
ただ、ちょっとだけゴタゴタがあったようです。
TPPの記者会見前に釘を刺しに来た、キッシンジャーを野田首相が追い返しているようです。
キッシンジャー氏、ＴＰＰ交渉参加方針を歓迎 首相と会談
2011.11.11 23:37野田佳彦首相は１１日夜、官邸で、キッシンジャー元米国務長官の表敬訪問を受けた。訪問は、野田首相が環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）に関する記者会見を終えた約２０分後。キッシンジャー氏は会談後、記者団に「米国は日本の参加を求めていたので、喜ばしいことだ」と述べ、交渉参加方針を歓迎した。
キッシンジャー氏は同日夕、官邸を訪れたが、ＴＰＰをめぐる政府・民主三役会議など会合がたてこんでいたため、一度退邸し、記者会見後に再訪問。同氏は「（首相は）外交において米国とさらなる協力、協調を進めていく姿勢だった」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111111/plc11111123380029-n1.htm
キッシンジャーのもう一つの目的は、やはり「金の無心」でしょう。
キッシンジャーの他にも、デビッド・ロックフェラー・ジュニア、ＩＭＦ専務理事、EUのお偉方など
金貸しユダヤ人勢力の人間がガンガン来日しています。
用件はやはり、裏金を上納しろ！って事。
コレに対し、日本は裏金の決裁権限を持っている天皇陛下の病気を理由に
公務が出来ないので、お金は動かせないと突っぱねたようです。
さらに、野田首相は「TPPに参加する」と言わず、
「TPP交渉に参加する」何だかハッキリしない表現を使う訳です。
↓
▼オバマ、ヒラリー、キッシンジャーなどの金貸しユダヤ人グループ
揃って「歓迎」を表明
「野田の野郎！」とか「コイツら、ゴイムのくせに金よこさねー！」とか
内心怒り心頭の金貸しユダヤ人グループですが、
とりあえず、公式にはニコニコ「歓迎する」と発言。
↓
▼野田首相TPP首脳会合に出席できず
ＴＰＰ首脳会合、野田首相は出席できず
【ホノルル＝中島健太郎】１２日に開かれた環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）の首脳会合への野田首相の出席は見送られた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111114-OYT1T00306.htm
やっぱり、ユダヤ人 怒って嫌がらせ開始！（笑）
野田首相に「所詮、お前はゴイムの代表なんだよ！ 立場わきまえな！」ってとこでしょうか？
あとは、「ルール策定なんかに参加させねーぞ！ ただ、言う事聞いてりゃいいんだよ！」という意思表示！
さらに、手下を使って「日本の参加で交渉遅れるの許さない！」ダメ押しさせます。
マレーシアのナジブ首相「交渉を遅らせることは許されない」
【ホノルル＝共同】環太平洋連携協定（ＴＰＰ）拡大交渉の参加国、マレーシアのナジブ首相は12日、将来の日本の交渉参加について「原則的に賛成だが、交渉を遅らせることは許されない」と述べた。アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）が開かれた米ハワイのホノルルで、共同通信などの会見に応じた。
交渉に参加するには現在拡大交渉中の９カ国の同意が必要。ナジブ首相は「すでに合意された事項について再交渉はありえない」として、これまでの交渉で９カ国が合意した通商ルールを受け入れることが日本参加の前提だと強調した。
また、ナジブ首相は、同日開催の首脳会合で９カ国が「来年７月の交渉妥結が望ましいとの認識で大筋一致した」と明らかにした。
一方、「残された作業は多い」と発言。「（来年は）参加国の一部が選挙を控えており、保護分野について繊細な扱いを要する」として、市場アクセスなどで難航する交渉の行方が不透明であることを示唆した。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C81818A9993E2E2EAEB8DE3E1E3E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
この辺で、おいおいマジかよ？
こりゃ、このまま行ったら、TPPで日本は袋叩きだなー。って感じですよね？
そして、さらに金貸しユダヤ人のダメ押し！
↓
▼ホワイトハウス、日本側が「すべての物品とサービスを貿易自由化交渉のテーブルに載せる」と述べたと発表。
米「発表はそのままだ」…ＴＰＰ発表食い違い
【ホノルル＝中島健太郎】１２日の日米首脳会談の内容をめぐり、米ホワイトハウスは会談後、野田首相が環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）交渉に関し、「すべての物品とサービスを貿易自由化交渉のテーブルに載せる」と述べたと発表した。
これに対し、日本政府は「発言を行った事実はない」と否定する文書を発表した。
米側が文書で発表した会談概要によると、首相発言は、オバマ大統領が「すべてのＴＰＰ参加国は、協定の高い水準を満たす準備をする必要がある」と広い分野での貿易自由化を求めたのに対して答えたものだとしている。日本政府は、米側が発表した首相発言は「日本側の基本方針や対外説明に米側が解釈を加えたものだ」として、実際の発言ではないとの主張を米政府に伝えたという。
日本側の主張に関し、フローマン大統領副補佐官は１２日の記者会見で「両首脳はＴＰＰの包括的な議論をした。（米側の）発表はそのままだ」と述べ、訂正しない考えを明らかにした。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111113-OYT1T00394.htm
ここまで見てきて、金貸しユダヤ人達の言いたいことは、
「もう、ルールは決まってる！」「日本は、アメリカとその他９カ国の言うとおりにしろ！」
「しかも、このルールは例外なく全ての物品とサービスに適用する！」
つまり、『日本は全ての物品とサービスについて、我々のルールに従え！』
こいつら、完全なアホです！（笑）
何年経っても変わらない、見事な人でなしぶり！
さすが、金貸しユダヤ人！
私はもう、この辺で怒りを通り越して、笑けて来てしまいました。
とは言え、『おいおいまたかよ！』と暗澹たる気持ちでいたら・・・
↓
▼中国・ロシアがＴＰＰ参加の可能性を示唆
胡主席 自由貿易枠組みに積極関与 11月13日 15時26分
ＡＰＥＣ＝アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席している、中国の胡錦涛国家主席は、講演で、「東アジアの自由貿易圏やＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定などを基に、アジア・太平洋地域の自由貿易圏を推し進め、経済の一体化を実現させていく」と述べ、中国として、この地域の自由貿易の枠組み作りに積極的に関与していく考えを強調しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111113/t10013928771000.html
環太平洋パートナーシップ 是か非か？
世界貿易機関（ＷＴＯ）加盟交渉の大詰めを迎えているロシアにとっても、ＴＰＰへの参加は論理にかなった一歩となる。
http://japanese.ruvr.ru/2011/11/02/59757565.html
実は、金貸しユダヤ人が乗っ取ってる国々（米、英、独、仏、伊）や
IMF、米連銀、EUなど関連機関を追い詰めてるのは、ロシアと中国の勢力。
この２国が中心となり、水面下でゆるやかな世界同盟のような物が形成されつつあります。
現在では、それが１００カ国以上にのぼっているようです。
中国はアヘン戦争以来、ロシアはロシア革命〜プーチン大統領の登場まで、
金貸しユダヤ人に国を乗っ取られるという、苦い経験を持っていますが、
最近になって、ようやく国を取り戻したという経緯があります。
つまり、何が言いたいかというと、日本を助けてくれている訳です！
もちろん、日本が植民地になってしまうと、また連中に金が行って、
また略奪戦争を始めるので、世界に迷惑がかかる！などの意味もあるし、
両国の国益もあると思いますが。
とりあえず、金貸しユダヤ人の包囲網は、世界中でかなり出来上がりつつあり、
本当に何をやっても、上手く行かなくなっています。
中国とロシアにしてみれば、アメリカに対して、
「やれるもんなら、やってみろよ！」「これ以上、好きにさせねーぞ！」
という意味で、TPPへの参加をほのめかしたのでしょう！
↓
「国益損ねて参加せず」＝TPP交渉で首相―首脳会談、米側発表を否定・参院予算委
時事通信 11月15日(火)9時43分配信
野田佳彦首相は15日午前の参院予算委員会で、環太平洋連携協定（TPP）交渉への参加方針を表明したことに関し、関係国との事前協議の結果によっては参加しない可能性もあるとの認識を示した。自民党の山本一太氏が「交渉に参加しない選択肢もあるのか」と質問したのに対し、首相は「何が何でも、国益を損ねてまで参加することはない。百パーセント、とにもかくにも（参加）ということではない」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111115-00000026-jij-pol
さてさて、中国とロシアとの援護射撃で強気になったからか、
中露の登場で目論見が外れた金貸しユダヤ人の指示があったからか、
次期選挙の民主党の惨敗を防ぐためか、
野田首相が「国益を損ねてまでTPPに参加しない」と表明した。
本当の理由は、今後の展開を見なければ分かりませんが、
キッシンジャーを１度追い返したり、金の無心を突っぱねたりしている点から、
政府は中国とロシアが助け舟に入る事を、予め知っていた！というセンもあり得る気がします。
もしくは、金貸しユダヤ人達の力が落ちているのを知っていたか？
いずれにしろ、今までだったら、金の無心を断ったりしたら、米軍を動かして、
地震や台風を起こしたり、火山が爆発したりと、
即座に自然災害に見せかけたテロを起こすのが常でした。
それなのに、今回は特に何も起こってないところを見ると、
もしかしたら、すでに米軍でさえも、もう金貸しどもの思う通りに動かなくなってしまっているのでは？
次回は、この辺を深く突っ込んで行きたいと思います。
とりあえず、苦し紛れに首領が健在アピール？
▼デイヴィッド・ロックフェラー生存確認、NYの美術展に出席
http://amesei.exblog.jp/14929857/
▼政府がTPPを推進する本当の理由とは？
http://d.hatena.ne.jp/rebel00/20111010/1318251844
▼そして、アメリカや欧州金融危機とＴＰＰの関係とは？
http://d.hatena.ne.jp/rebel00/20111108/1320758065
※１クリックお願いします！
クリックする事で、より多くの方にこの記事を読んで頂けます。
↓
