米国のシリア空爆と天然ガスと自作自演

米国がシリアでの空爆を開始したそうです。
標的はなんと、イスラム国（ＩＳＩＬ）だとか。

「イスラム国」標的、米がシリア領内で初の空爆
【ワシントン＝今井隆、カイロ＝久保健一】米軍はシリア時間の２３日未明（日本時間同日午前）、サウジアラビアなど中東５か国の軍とともに、初めてシリア領内でイスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」に対する空爆を実施した。
米国防総省が発表した。米国が８月８日に開始したイラク空爆に続き、「有志連合」を率いてシリア領への攻撃に踏み切ったことで、イスラム国の掃討作戦は新たな局面を迎えた。
オバマ大統領は２３日、ホワイトハウスで記者団に対し、「私たちは米国民を脅すテロリストに対し『聖域』を与えない」と強調した。米統合参謀本部のメイビル作戦部長は２３日の記者会見で一連の攻撃は「始まりに過ぎない」と語り、長期化の見通しを示した。
米国は、シリアのアサド政権と敵対関係にある。同政権と戦闘を続けるイスラム国を攻撃することは、アサド政権を利する恐れもあるが、国際社会の大きな脅威となったイスラム国の掃討を優先した形だ。
作戦にはサウジアラビア、バーレーン、ヨルダン、カタール、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）が参加した。
シリア北部ラッカ周辺など４地域で、イスラム国の司令部や指揮系統・保管・資金関連施設、車両を破壊し、戦闘員らを殺害した。空爆ではステルス戦闘機Ｆ２２を初めて実戦に投入したほか、爆撃機、無人攻撃機を使用した。また紅海とペルシャ湾北部のミサイル駆逐艦など２隻から巡航ミサイル「トマホーク」を発射した。一連の作戦でトマホークの使用は初めて。
有志連合に加わったアラブ圏５か国は、イスラム国と同じイスラム教スンニ派だが親欧米国家。もともとイスラム国から敵視されており、イスラム国を弱体化させることが自国の体制維持につながると考え、攻撃参加に踏み切った。
2014年09月24日 01時35分 Copyright c The Yomiuri Shimbun
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