米国デフォルトの先延ばしと米ドルという通貨

米国の債務上限問題、上下院とも合意に達し、今回のデフォルトは回避されたそうです。

米上院、デフォルト回避で合意＝政府機関再開へ
【ワシントン時事】米上院与野党は16日、米国債のデフォルト（債務不履行）回避と政府機関再開に向けて合意に達したと発表した。同日中の合意案の可決を目指す。野党共和党が主導する下院も上院案を採決する予定で、民主党議員と一部の共和党議員による賛成多数で可決されるとの見方が強い。デフォルト危機が現実化する17日を目前に事態が打開される見通しとなった。
合意案は、連邦債務の法定上限を来年2月7日までの借り入れ分について引き上げてデフォルトを回避するほか、1月15日を期限とする2014会計年度暫定予算を成立させて政府機関閉鎖を解除することが柱。また、財政赤字削減について超党派で協議し、12月中旬までに結論を出すことも盛り込んだ。医療保険改革法（通称オバマケア）に関する若干の見直しについても調整が行われた。
時事通信 10月17日(木)0時8分配信
http://megalodon.jp/2013-1017-0827-05/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131017-00000001-jij-n_ame

さてさて、多重債務国家ユダヤ米国恒例の「デフォルトする？しない？やっぱりしちゃう？詐欺」、今回も先延ばしという事で一件落着したそうです。

周りからも、一体アメリカは何をやってるの？なんて声もあるようですので、今日は米国の迷走の原因を簡単に！

本来通貨というものは・・・
自分は小麦を10kg持っています。
物々交換したいんだけど、持ち歩くのが大変だから、10kg分の引換券を作って渡します！って事ですよね？

つまり、財産というか資産を裏付けにして、発行された物です。

ところが、ユダヤ米国さんのドルは、借金を裏付けにして発行されている訳です。
要は、「俺、もう小麦持ってないけど、引換券だけ作っちゃえ！」って感じ？

まあ、約束手形のようなものなのですが、もちろん将来的に小麦の収穫見込みはゼロな訳です。

ハッキリ言ってしまえば、始めから不渡りが確実な約束手形が米ドルという事ですね。

でも、コレが世間の人達にバレちゃったら、誰も米ドルを使わなくなってしまいますよね？
そうなったら、数円のインク代と紙代だけで、空の約束手形＝ドル札を印刷するだけで、ガッポリ儲けていたユダ金ちゃんは困っちゃう訳ですね。

そこで、必死に策謀を巡らします。

仲間のインチキ格付け機関を作って、ドルは不渡り手形なんかじゃない！国債だってAAA（トリプルＡ）だ！とか。
おい、石油の決済にはドルを使え！使わないと、フセインやカダフィー大佐のようになるぞ！とか。
てか、ドルと米国債買え！（≒ 担保なしで金を貸せ！ ≒ 俺に貢げ！）、買わないと地震＆台風だぞ！とか・・・。

▼プーチン首相vsマケイン米上院議員！（追記：カダフィー大佐の殺害とリビアについて）
http://d.hatena.ne.jp/rebel00/20111219/1324254867
▼米国の政府機関停止とテロの関係
http://d.hatena.ne.jp/rebel00/20131001/1380599863

でも、詐欺や殺戮や略奪、脅迫やカツアゲをいくら繰り返しても、ユダヤ米国の紙幣が小麦と引換られない事に変わりはない訳です。

そして結局、不渡りが確実な約束手形である米ドルが、本当に不渡りになるというのがデフォルトの意味って事。

これを本気で回避するには、まずは策謀でしのぐという方法を捨てて、しっかり畑を耕して小麦を収穫して、その分の引換券を作る！
つまり、技術に裏打ちされた産業・実業を振興して資産を築き、それに見合った通貨を発行する！という方法以外にはないですよね？

要は、これ以外のどの方法も、デフォルトを先延ばしするだけのインチキって事ですよね？

って事で、ユダヤ米国の次回のデフォルト祭りも、
楽しみにしていまーす♪

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