シリア内戦=欧米のシリア植民地化計画と中ロの拒否権発動

シリア情勢にまたまた動きがありました。

国連安保理に欧米諸国が提出していたシリア制裁案に、
ロシアと中国が拒否権を発動したそうです。

シリア制裁警告決議に拒否権=中ロ、圧力許さず3度目―安保理
【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は19日午前(日本時間同日深夜)、アサド政権と反体制派の戦闘が激化するシリア情勢で会合を開き、同政権が10日以内に停戦に応じなければ、経済制裁など非軍事的措置を定めた国連憲章第7章41条に基づく措置を直ちに取ると明記した欧米理事国提出の決議案を採決に付した。常任理事国のロシアと中国が拒否権を発動し、同案は廃案となった。
中ロが欧米の対シリア決議案に拒否権を行使するのは昨年10月、今年2月に続いて3度目。アサド政権への一方的な圧力を容認しない立場を改めて明確にし、欧米主導の安保理対応が不可能だという現実を突き付けた。安保理が機能不全を再び露呈したことで、シリア情勢は混迷の度を深めそうだ。採決では全15理事国のうち11カ国が賛成、パキスタン南アフリカが棄権した。
グラント英国連大使は会合で演説し、「中ロの行動は残虐な(アサド)政権をかばうことになる」と非難。ロシアのチュルキン国連大使は、欧米の決議案は軍事介入にも道を開くものだと問題点を指摘した。
決議案には4月に展開を始め、今月20日で期限切れを迎える国連停戦監視団の活動期間を45日間延長することも盛り込まれていた。外交筋によると、欧米側は今後の安保理対応の協議に時間を与えるため、ひとまず監視団の活動を30日間延ばす決議案も用意しており、間もなく各国に提示するとみられる。
時事通信 7月19日(木)23時37分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120719-00000211-jij-int

以前にも、このブログで書かせて頂きましたが、
シリアの内戦とは、欧米ユダヤ金融国家連合が雇った傭兵部隊とシリア政府軍の戦い。

つまり、シリアを植民地にしようとしているユダ金に、
シリア政府が抵抗しているだけの話です。

シリア制裁案とロシアの地中海演習
http://d.hatena.ne.jp/rebel00/20120714/1342224442

で、シリア政府軍が抵抗すると、シリア政府は国民を虐待してるとか、
化学兵器を使用したとか、マスコミ部隊を使ってネガキャン
シリア政府=悪 という図式を植え付けます。

そして、最後は国連を使って、制裁案を採決させてしまえば、
合法的に経済制裁→軍事介入→シリアの植民地化とスムーズに流れる訳です。

ところが、中国とロシアは、棄権ではなく拒否権を行使!
徹底抗戦の構えを見せていますので、
今後もシリアを合法的に植民地化する事は難しいでしょう。

さてさて、こんな場面になっても、
そこは何千年も略奪だけで生きてきたユダ金さん達です。
そんなに、簡単に諦める訳ないですよね?

んで、次の一手はどっち?

トルコとシリアを戦わせてNATOで援軍大作戦!
自作自演テロを起こしてシリアのせいにする大作戦!


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