小川法相更迭の理由

野田政権は先日、内閣改造を行いました。

問題になっていた問責2閣僚の処遇を決めて、
残りは原則再任という形の内閣改造でしたが、
他にも何人か再任しなかった閣僚がいました。

その中の一人が、小川法相なのですが、その更迭の理由がスゴいんです!

小川前法相:指揮権発動を首相に相談 「虚偽」捜査報告で
小川敏夫前法相は4日午後、法務省内での退任記者会見で、小沢一郎民主党元代表陸山会事件に絡んで東京地検特捜部(当時)の田代政弘検事が「虚偽」の捜査報告書を作成したとされる問題について「指揮権の発動を決意したが、総理の了承を得られなかった」と発言した。法相が指揮権を発動しようとしたことを明らかにするのは極めて異例。
会見で小川氏は、大阪地検特捜部の証拠改ざん事件にも触れ「検察への信頼が損なわれている時に、検察が適当な形で幕引きをしてしまうことがあれば、信頼は回復されない」と発言。先月初旬、検察当局が田代検事らを不起訴とする方針と報じられた後、官邸を訪れて野田佳彦首相に指揮権の発動を相談したことを明かした。
また、「50年(余)前に国民に不評を買う指揮権が(造船疑獄で)発動されて以降は抑制的だったと思うが、検察が内部の事件で消極的なら、積極ならしめるのが法相の本来の姿だ」と、発動に肯定的な見方を示した。
野田首相との詳しいやり取りや具体的な指揮内容については明言を避け、再任されなかったこととの関係についても「推測で言うわけにはいかない」と述べるにとどめた。【伊藤一郎】
毎日新聞 2012年06月04日 14時45分(最終更新 06月04日 20時05分)
http://mainichi.jp/select/news/20120604k0000e010206000c.html

つまり、小沢裁判で虚偽の捜査報告を行った田代検事が追求されない事が、
異様な状況と捉えた小川法相が、指揮権発動をしようと首相に相談した。

すると、却下されたばかりか、なぜか更迭されてしまった!という事。

まあ、当然といえば当然の結果!

小沢さんを攻撃してるのは、ユダ米軍検察部隊ですよね?
野田のおっさんも、バリバリのユダ米軍将校ですから、
あらゆる手を尽くして、友軍を守ろうとするでしょう。

小川法相も、もちろんこの辺の事情はご存じだったと思うのですが、
とりあえず、常識的に首相に相談するというアプローチを採ったら、
案の定、却下! しかも、その後、更迭されてしまった!

野田首相のあまりのクズぶりに呆れた小川前法相は、
危険を顧みずに「指揮権を発動しようとしたことを明らかにする」という
「極めて異例」な行動を取った訳です。

野田政権のクズぶりと、指揮権発動しようとした事を国民にバラしてしまえば、
さすがの野田さんも後任の法相も、動かざるを得ないですよね?

とりあえず、今後の動きに注目したいところです!


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